2024年度スケジュールが公開されました 詳細はこちらから  2024年度スケジュール

この度、(一社)日本ロボットシステムインテグレータ協会では、自動化推進協会様から「自動化技術基礎講座」を引き継ぐこととなりました。そこで、当協会のロボットSI基礎講座の次ステップとなる「ロボットSIステップアップ講座」を新たに新設いたしました。当講座では、「自動化技術講座(旧:自動化推進協会 自動化技術基礎講座)」と「セーフティアセッサ講座」の2つをご用意しております。これからロボットSIの知識をさらに深めたいという中級者相当の方必見です!


自動化技術講座(旧:自動化推進協会 自動化技術基礎講座)
自動化推進協会様にて、1999年から継続して実施してきた人気の講座です。本講座を通して、自動化に関する基礎技術を身にけることができます。1講座のみの単独受講がでるため、ご自身が特に強化したい分野を受講していただくことも可能です。全10講座すべてを受講された方には、当協会から修了証を贈呈いたします。
開講回数 全10講座 
※お申し込みは1講座ずつとなります。そのため、10講座全てを受講する際には、10回分の受講料が発生します(1講座のみの単独受講可)

受講対象者

・主に若手技術者の社員研修として
・ロボットSIとして実務経験3年〜8年程度の方
・特定分野の知識を深堀したい方
※同業他社の方は受講をお断りする場合がございます
開催時期 2023年10月〜3月 全10講座 ※日時詳細は後述の詳細をご覧ください
開催方法 ハイブリッド開催(リアル+オンライン)
  リアル会場:機械振興会館 B3-2会議室(東京都港区芝公園3-5-8)
  オンライン:ZOOM(予定)
各回単独受講料
(テキスト代込、税込)
【リアル参加】協会会員:1講座20,000円/人、非会員:1講座30,000円/人
【WEB参加】協会会員:1講座10,000円/人、非会員:1講座20,000円/人
※(旧)自動化推進協会会員は2023年度に限り協会会員価格となります
定員 50名 ※定員に達し次第応募締め切りさせていただきます。
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セーフティアセッサ講座
日本認証株式会社が実施するセーフティサブアセッサ(SSA)基礎講座およびロボット安全講習を、日本ロボットシステムインテグレータ協会向けにそれぞれ2日間で受講いただけます。セーフティサブアセッサ基礎講座は、SSA資格試験のための講習に適したコンテンツです。加えて、ロボット安全講習では、ロボットセーフティアセッサ資格に必要な知識を2日間のロボット安全講習で学ぶことができます。 ロボットセーフティアセッサ資格の取得には、SSA資格保有が条件となります。この機会に、両講座を併せて受講し、ロボットセーフティアセッサの取得に向けた学習ができます!
開講回数 全2回
  @セーフティサブアセッサ基礎講習1・2(2日間)
  Aロボット安全講習(2日間)

受講対象者

・セーフティサブアセッサの資格取得を目指す方
・ロボットセーフティアセッサの資格取得を目指す方
※SIer協会会員限定の講座となります。
※当講座を修了しても資格は授与されません。あくまで、資格取得のための知識を身に着けるための講座です。
開催時期 2023年11月 ※日時詳細は後述の詳細をご覧ください
開催方法 @Aの両講習ともオンライン開催
受講料
(テキスト代込、税込)
@セーフティサブアセッサ基礎講習1・2(2日間):32,010円/人
Aロボット安全講習(2日間):32,010円/人
※SIer協会会員限定の講座となります。
定員 20名 ※定員に達し次第応募締め切りさせていただきます。
 セーフティアセッサ講座 講座プログラムへ



 講座プログラム <自動化技術講座(旧:自動化推進協会基礎講座)>


自動化技術講座(旧:自動化推進協会基礎講座)
開講回 開催日 講座の内容 講師
※場合により変更する可能性もございます
第1回 10月27日(金)
11:00-17:00
自動化システムの基礎 吉川技術士事務所
所長(技術士)
吉川 博 氏
第2回 11月17日(金)
11:00-17:00
機械要素(カム機構) テクファ・ジャパン株式会社
代表取締役社長
香取 英男 氏
第3回 11月24日(金)
11:00-17:00
機械要素(回転と直動) THK株式会社
技術開発第一部 技術開発第三課
冨山 貴光 氏
第4回 12月15日(金)
10:00-12:30
動力源(前)空気圧の利用 株式会社コガネイ
松 信夫 氏
12月15日(金)
13:30-16:00
動力源(後)モータの利用 持永 元喜 氏
第5回 12月22日(金)
11:00-17:00
センサ 2y'sものづくり研究所
所長
山崎 保範 氏
クリーンルーム
第6回 1月12日(金)
11:00-17:00
自動制御1:シーケンス制御の基礎 三菱電機株式会社
FAフィールドエンジニアリング部 制御技術第1グループ 専任
小川 洋助 氏
第7回 1月19日(金)
11:00-17:00
自動制御2:サーボ機構の基礎 三菱電機株式会社
FAフィールドエンジニアリング部第3グループ
伊藤 宣男 氏
第8回 2月2日(金)
11:00-17:00
部品供給 2y'sものづくり研究所
所長
山崎 保範 氏
第9回 2月9日(金)
11:00-14:30
ロボットの利用:産業用ロボットの歴史と市場 一般社団法人日本ロボットシステムインテグレータ協会
参与
小平 紀生 氏
2月9日(金)
14:30-17:00
ロボットの利用:ロボットハンドリングシステムの構築 立命館大学 立命館グローバル・イノベーション研究機構
特別招聘研究教授 / 産業用ハンドリングアライアンス(IHaSA)会長 / 株式会社チトセロボティクス副社長
川村 貞夫 氏
第10回 3月1日(金)
11:00-17:00
メカトロシステムの構成手法 飯田技術士事務所
所長
飯田 詢 氏

 2023年度 自動化技術講座 講座内容詳細

※講義の詳細内容は多少変更する場合もございます、ご了承ください


(1)自動化システムの基礎

講師 吉川 博 氏(吉川技術士事務所所長、技術士)
演題

1.「自動化技術史」
2.「自動化設備の計画、設計」
3.「製品設計の改善と評価」
4.「設備の本質安全化」

 

 生産の効率化、自動化・ロボット化を図り「ものづくり」にイノベーションを起こすことが急務です。 自動化技術基礎講座では、技術業務従事者のレベルアップを目指してメカトロニクス技術の基礎から学び直しのお手伝いをします。 第1回は「自動化システムの基礎」として、自動化技術開発の歴史を俯瞰し、 日常業務に活かすためのポイントを説明します。 また、自動化システム開発には、様々の条件下での複雑な解を探ることが必要で、 そのためのメカニズムの基礎知識と制御システムの組合せについても考察します。
近年、高品質で安定した製品を生産する過程で、労働負荷や安全・安心についての配慮が欠かせません。そのために必要となる「本質安全化」と「機能安全」の対策のポイントについても解説します。


(2) 機械要素(カム機構設計概論)

講師 香取 英男 氏(テクファ・ジャパン(株) 代表取締役)
演題

「カム機構設計概論(カムの設計・製作に要求される機構学的な事項)」

 

 カム機構は、最近では、微小な半導体や電子部品などを高速かつ多量に製造する機械に、数多く用いられている重要な機構の一つである。その理由は、カム機構の設計・製作を適切に行えば、長期間にわたって信頼性の高い性能を発揮できるからである。
そこで本講では、産業界において、もっとも使用頻度の高い、リンクを含む平面的なカム機構に絞り、いくつかの基本かつ重要な留意点を示し、実践的な設計能力を身につけることを目標とする。

<題目>
1.カム機構の構成に必要な要件
2.カム機構の形式とその体系的な分類方法
3.カム曲線とは
4.カム曲線を選定する際に考慮すべきこと
5.カム機構の幾何学的な限界をチェックする方法
6.カム軸トルクの算出方法
7.設計の手順
8.カム機構の標準的な図面の書き方


(3)機械要素(回転と直動を正しくガイドする)

講師 冨山 貴光 氏 (THK(株)技術開発第一部 技術開発第三課)
演題

「回転と直動を正しくガイドする」

 

 回転軸受を導入話題として、直動案内について説明する。直動案内は日本発の技術であるが、昨今、国際規格としても制定されている。この直動案内の種類と特徴と使用条件に合わせた選定方法について解説する。


(4)動力源(空気圧の利用・モータの利用)

講師 松 信夫 氏((株)コガネイ)
演題

「空気圧駆動と伝達機構の選定」

 

 空気圧は、取り扱いが容易、イニシャルコストが安い等の特長によって多くの自動機に利用されている。この駆動機器には多くのタイプがあるが、特徴を活かすためには使用条件に応じた選定が必要である。この単元では、空気圧駆動機器についての基礎技術と選定の方法、実用事例で見受けられる間違った使い方を解説する。更に空気圧駆動例題についても問題と回答についての解説を行う。


(4)動力源(空気圧の利用・モータの利用)

講師 持永 元喜 氏
演題

「モータ駆動と伝達機構の選定」

 

 モータは電気エネルギーを機械エネルギーに変換する電磁機器だといえる。モータには直流モータ、交流モータ、ステッピングモータ、サーボモータなど様々なタイプがあり、それぞれの長所と短所を理解した上で、コストパフォーマンスを重視した選定が望ましい。この講座では、モータの基礎、モータと伝導機構、容量選定、制御の基礎、メンテナンスについて解説する。


(5)前半:センサ <5-1 各種センサとその利用>

講師 山崎 保範 氏(2’ysものづくり研究所 所長)
演題

「各種センサとその利用」

 

 センサはロボットを含む機械装置にとって、自身の状態や外部状態を認識する手段である。そのような意味から、マイクロスイッチも機械的なセンサであり、3Dビジョンはソフトウエアを用いたセンサシステムである。
 センシング対象は、位置・圧力・加速度など多岐にわたり、使い方もON/OFFのスイッチ的なものからリモートセンシングとして値を利用するものまである。
これらのうち代表的なものについて、原理・考え方・その利用例について、解説する。


(5)後半:クリーンルーム <5-2 クリーンルームの概念と機械装置の発塵低減>

講師 山崎 保範 氏(2’ysものづくり研究所 所長)
演題

「クリーンルームの概念と機械装置の発塵低減」

 

 クリーンルームでの生産・作業は、半導体、液晶・有機EL表示体、精密・光学機器にとどまらず、食品、薬品、細胞・遺伝子編集などにまで及んでいる。 労務費が高い日本においては、付加価値の高い製品を扱うクリーンルームでの生産を積極的に推進しなければならない。
 ここではクリーンとは何かをまず解説し、クリーンルーム内のクリーン度を保つための方策として使用機械装置の発塵量の低減方法などを教える。


(6)自動制御1 (シーケンス制御の基礎)

講師 小川 洋助 氏(三菱電機(株) FAフィールドエンジニアリング部 制御技術第1グループ 専任)
演題

「調整中」

 

「調整中」


(7)自動制御2 (サーボ機構の基礎)

講師 伊藤 宣男 氏(三菱電機(株) FAフィールドエンジニアリング部)
演題

「サーボ機構の基礎 」

 

 サーボ機構を使用した機械の例を説明した後、サーボモータを駆動源とするサーボ装置を使用するための次の基礎項目について説明します
@ サーボ機構にゲイン調整が必要な理由 及び ゲイン調整で発振する理由
A サーボ機構の基本的な制御器(比例・積分制御器)の動作と調整方法
B 位置決め指令に対するサーボ機構の動作特性  など


(8) 部品自動供給の事例

講師 山崎 保範 氏(2’ysものづくり研究所 所長)
演題

「部品自動供給の事例」

 

 加工工程においては、規格化が進んだ比較的単純形状の“素材”を、NC装置のような自動加工機に供給・搬送するだけで自動化が達成できる。一方、組立工程において扱う“部品”は、文字通り千差万別であり、その供給・搬送の方法・装置も多岐に渡っている。これらのいくつかの代表的な事例を、自動組み立てシステムと併せて、専用的なものからビンピッキングのようなロボット的なものに渡って紹介する。この際、どのようにしたら装置を汎用化できるかをキーポイントとして解説し、組立システムの汎用化への展開を考える。


(9)ロボットの利用:産業用ロボットの歴史と市場

講師 小平 紀生 氏((一社)日本ロボットシステムインテグレータ協会 参与)
演題

「ロボットの利用:産業用ロボットの歴史と市場」

 

日本の製造業は戦後の経済成長以降、経済の牽引役として時代とともに大きな変化を遂げてきた。産業用ロボットはその製造業の時代の要請に応じて登場し、製造業の変化とともにその役割を深めながら、およそ半世紀の歴史を刻んでいる。本講座では製造業の変化を背景として、産業用ロボットの歴史をたどりながら、社会的価値の変化や技術的進化について解説する。


(9)ロボットの利用:ロボットハンドリングシステムの構築

講師 川村 貞夫 氏(立命館大学 立命館グローバル・イノベーション研究機構 特別招聘研究教授 / 産業用ハンドリングアライアンス(IHaSA)会長 / 株式会社チトセロボティクス副社長)
演題

「ロボットハンドの利用:ロボットハンドリングシステムの構築」

 

ロボットを利用した自動化システム例としてハンドリングシステムを対象とする。実用化に適したロボットシステムをどのように構築すべきか?ハンドリング作業にはどのようなシステム構成が可能か?どのようなロボットハンドを利用すべきか?などを食産業などの試作システム例を紹介して重要点を解説する。


(10)自動化システムの構成手法

講師 飯田 詢 氏(飯田技術士研究所 所長)
演題

「自動化ユニットとその組み合わせによる自動化システムの構成手法」

 

本講題は、自動機及び自動化システムを設計する際に必要とする基礎的な技術及びシステム設計手法を、
事例を基に、主な講目を5章に分けて解説する。
1.自動化要素: 動力源の特性、運動特性、駆動機構、作業機構等の解析及び説明
2.センサー: 自動機に搭載するセンサーの過酷な設置環境に対する選択及び設置対策
3.自動化ユニット: 自動機の最小単位としての機種、方式、特性を、動作、制御を含めて解説する。
4.自動化システムの構成と選択:システムの方式は数多くあり、その選択は個人の技術レベル及び感性で
 決まる。その際の参考として、事例と選択手法を紹介する。
5.自動化システムの設計手法: 実際に市販自動化ユニット、自製エアープレス、カム機構(P&P)をベースM/Cに組込み、各ユニットの駆動、ローカル制御と本体総合制御システムの制御回路の構造を説明する。




 講座プログラム <セーフティアセッサ講座>


セーフティアセッサ講座
  開催日

講習の内容

講師

セーフティ
サブアセッサ
基礎講習

1日目(基礎講習1)
11月6日(月)
9:00-18:00

ISO/IEC Guide51(基本安全規格)やISO 12100(機械類の安全性・設計のための一般原則・リスクアセスメント及びリスク低減)の概要をはじめ、ガードとインターロック、IEC 60204-1(機械類の安全性・機械の電気装置)など、機械安全に関して必須となる基本的事項について理解することができます。

日本認証株式会社

※講習内容の詳細は日本認証株式会社様のHPからもご確認いただけます。

2日目(基礎講習2)
11月7日(火)
9:00-18:00

リスクアセスメントを実施するためのポイント及び実習により、リスクアセスメントに関する実務能力を身に付けることができます。

ロボット
安全講習

1日目
11月15日(水)
9:00-18:00

2日間で下記知識を身につけます。
・ロボット安全コンセプト
・法規制と関連安全規格
 -JIS B 8433-1, JIS B 8433-2, TS B 0033
・リスクアセスメントとリスク低減
・ロボットシステムの設計
・使用上の情報

・妥当性確認

2日目
11月16日(木)
9:00-18:00



 2023年度 セーフティアセッサ講座 講座内容詳細

日本認証株式会社様 HP

・セーフティサブアセッサ講習:https://www.japan-certification.com/workshop/follow-up/

・ロボット安全講習:https://www.japan-certification.com/workshop/robot-safety/


 お申込み


自動化技術講座:
https://www.robo-navi.com/webroot/siersdayapplication/177.php
セーフティアセッサ講座:
https://www.robo-navi.com/webroot/siersdayapplication/178.php



 お問い合わせ


一般社団法人日本ロボットシステムインテグレータ協会事務局(高本・中川)
〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-8 機械振興会館B108
TEL:03-6453-0131 FAX:03-6453-0132 Mail:sier@jarsia.jp

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